パチンコ隆盛のきっかけ 4
こうした事実を念頭においてみるとき、パチンコについての社会文化的な考察は緊急の課題のひとつでしょう。
もちろんパチンコについてのさまざまな見解が存在していることは、だんだんとあきらかにされてゆくことになるでしょうが・・・
そもそもパチンコというものがどのような背景のもとに生まれ成長し、そして、なにゆえにこれほど多くの日本人の心をとらえてはなさないのかは、社会学ないし文化人類学の研究対象として大きな挑戦的課題のひとつといえるのではないでしょうか。
わたしはアトランタからボストンにむかう飛行機の窓外にはてしなくひろがる雲海をながめながら、パチンコについてのわたしなりの解釈を展開してみよう、と決心したのでした。
パチンコというものは、一昔まえは子供の遊び道具でしました。
一銭玉を機械の横の細長い口から落し入れると、コロリと玉が一つガラス張りの中の打出しの上の穴からころがり出て来て・・・
それをハンドルを引いてバネをはなすと玉は2、3回転パチンコの板面をぐるぐる廻り釘にはじ,かれながら穴の中に入ります。
よい穴。
・・・つまり当りの穴に入ると商品価値の高い景晶がパチンコ板の下の受けロに自動的に落ちこんできます。